非貨幣経済

金本位体制のオルタナディブ的な世界。

経済を財のやり取りをする二者間の信頼を元にまわそう、という考え方(だと思う。)

#不思議の国のNEO#という本を読んだ。お金はなくて、物々交換のみで成立つ世界の話。本当に物と物をやり取りするわけではなくて、「約束を取り交わす」ことで取引が成立する。例えば、市バスに乗りたい場合は「ソフトウェアの仕様書を書いてあげますから、バスに乗せてください」という約束を運転手と交わす。運転手はその人から「ソフトウェアの仕様書を書いてもらう権利」を得たわけだ。運転手はそんな仕様書は必要ないが、例えば30年前のプログラムで動いている古いアプリケーションをなんとかリプレースしたいと思っているA社の情報システム部門担当者にはニーズがあるだろう。その権利が巡り巡ってその担当者に届けば、需給が一致するという。非貨幣経済は「約束」が流通する世界なのである。

貨幣経済は約束の流通を通貨を媒体にして行っている、ということができると思う。

自分は企業に雇用されているが、企業に対して「業務命令に従って仕事をしますよ」という約束をしている。「業務命令」というのは、どこかのお客さんの課題を解決する手伝いをすることだ。私はお客さんの課題解決を手伝うことで(=業務命令に従うことで)、衣食住を得ている(=給料をもらっている)。

お客さんと私の二者間には「お客さん:課題を解決したい(この場合の課題は大体「ITシステムを構築したい」といいった内容)」「私:今月の衣食住を保証して欲しい」というそれぞれの想いがある。例えばここでお客さんが「キミが課題を解決してくれるなら、その間ウチで生活したらいい」とか言ってくれたら、極論を言えば別に私は給料は要らないわけだ。でも、そんなお客さんばかりではないし、半年後はどうなるのかわからないので、そんな生き方はしない。

そういうのを吸収する仕組みとして、企業や通貨がある。通貨はなんとなく広く受け入れられているので、通貨を持っていればアレにも変換できるし、コレにも変換できる、という使い勝手の良さを持っている。でも、通貨そのものは紙だったりするわけで、それ自体が役に立つわけではない。それ自体早く煮立たないものを中間において財のやりとりをしているのが現状の経済なので、効率は悪いのだろう。余計な事務処理が何段階も入っている稟議のようなものである。

こういう、非効率的なフローはとっぱらって、「本当にやらなければいけないこと」二注力できるようにしましょうね、というのが世のトレンドであるとすれば、通貨は廃すべき存在であろう。本当にやりたいことは財のやり取りであって、通貨のやり取りではない。

通貨が必要だったのは、「この財を必要としている人がどこにいるかわからない」という供給者や、「こういう財が欲しいんだけど、どこに行けば手に入るのか判らない」という需要者が、うまく出会える仕組みがないからである。実際、私が「ソフトウェア開発のプロジェクト管理をしてあげますよ。だから衣食住ください」とかいったって、直接的に衣食住は手に入らないだろう。

もし、強力なマッチングシステムがあって、「私にできること」を流通させて「私が欲しいもの」を手に入れることができれば、通貨は不要となる。そういうマッチングシステムはないですかね・・・?

完璧なものはないかもしれないが、例えばSNSとかで作り上げたソーシャルグラフなんか良いマッチングシステムじゃないのか?http://adviner.com/ こういうのとか、いい線いっているんじゃないのか?

・・・というわけで、これからは、表向き失業率が上昇しているように見えてもなんとなく豊かな人が増えたりとかするんじゃないだろうか。「アイツ、仕事しているわけじゃないのに、どうやって生活してんだ!?」みたいな人とか。・・・そういう人たちは非貨幣経済社会の住人なのかもしれない。

企業みたいな集合体なんだけど、お金のやり取りは一切していなくて、ひたすら需要と供給のバランスをとり続ける組織とか。そういう会社に勤めてみたいですね。(いや、それは「勤める」という体じゃないのだろうけど)

非貨幣経済

金本位体制のオルタナディブ的な世界。

経済を財のやり取りをする二者間の信頼を元にまわそう、という考え方(だと思う。)

#不思議の国のNEO#という本を読んだ。お金はなくて、物々交換のみで成立つ世界の話。本当に物と物をやり取りするわけではなくて、「約束を取り交わす」ことで取引が成立する。例えば、市バスに乗りたい場合は「ソフトウェアの仕様書を書いてあげますから、バスに乗せてください」という約束を運転手と交わす。運転手はその人から「ソフトウェアの仕様書を書いてもらう権利」を得たわけだ。運転手はそんな仕様書は必要ないが、例えば30年前のプログラムで動いている古いアプリケーションをなんとかリプレースしたいと思っているA社の情報システム部門担当者にはニーズがあるだろう。その権利が巡り巡ってその担当者に届けば、需給が一致するという。非貨幣経済は「約束」が流通する世界なのである。

貨幣経済は約束の流通を通貨を媒体にして行っている、ということができると思う。

自分は企業に雇用されているが、企業に対して「業務命令に従って仕事をしますよ」という約束をしている。「業務命令」というのは、どこかのお客さんの課題を解決する手伝いをすることだ。私はお客さんの課題解決を手伝うことで(=業務命令に従うことで)、衣食住を得ている(=給料をもらっている)。

お客さんと私の二者間には「お客さん:課題を解決したい(この場合の課題は大体「ITシステムを構築したい」といいった内容)」「私:今月の衣食住を保証して欲しい」というそれぞれの想いがある。例えばここでお客さんが「キミが課題を解決してくれるなら、その間ウチで生活したらいい」とか言ってくれたら、極論を言えば別に私は給料は要らないわけだ。でも、そんなお客さんばかりではないし、半年後はどうなるのかわからないので、そんな生き方はしない。

そういうのを吸収する仕組みとして、企業や通貨がある。通貨はなんとなく広く受け入れられているので、通貨を持っていればアレにも変換できるし、コレにも変換できる、という使い勝手の良さを持っている。でも、通貨そのものは紙だったりするわけで、それ自体が役に立つわけではない。それ自体早く煮立たないものを中間において財のやりとりをしているのが現状の経済なので、効率は悪いのだろう。余計な事務処理が何段階も入っている稟議のようなものである。

こういう、非効率的なフローはとっぱらって、「本当にやらなければいけないこと」二注力できるようにしましょうね、というのが世のトレンドであるとすれば、通貨は廃すべき存在であろう。本当にやりたいことは財のやり取りであって、通貨のやり取りではない。

通貨が必要だったのは、「この財を必要としている人がどこにいるかわからない」という供給者や、「こういう財が欲しいんだけど、どこに行けば手に入るのか判らない」という需要者が、うまく出会える仕組みがないからである。実際、私が「ソフトウェア開発のプロジェクト管理をしてあげますよ。だから衣食住ください」とかいったって、直接的に衣食住は手に入らないだろう。

もし、強力なマッチングシステムがあって、「私にできること」を流通させて「私が欲しいもの」を手に入れることができれば、通貨は不要となる。そういうマッチングシステムはないですかね・・・?

完璧なものはないかもしれないが、例えばSNSとかで作り上げたソーシャルグラフなんか良いマッチングシステムじゃないのか?http://adviner.com/ こういうのとか、いい線いっているんじゃないのか?

・・・というわけで、これからは、表向き失業率が上昇しているように見えてもなんとなく豊かな人が増えたりとかするんじゃないだろうか。「アイツ、仕事しているわけじゃないのに、どうやって生活してんだ!?」みたいな人とか。・・・そういう人たちは非貨幣経済社会の住人なのかもしれない。

企業みたいな集合体なんだけど、お金のやり取りは一切していなくて、ひたすら需要と供給のバランスをとり続ける組織とか。そういう会社に勤めてみたいですね。(いや、それは「勤める」という体じゃないのだろうけど)

Posted 1 month ago Notes

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